ドゥカティの技術の粋を結集
バイクメーカーとして世界的に有名なのがドゥカティです。
ドゥカティではいろいろなモデルを販売していますが、その中でもパニガーレはフラッグシップモデルに当たります。
フラッグシップの名前にふさわしく、ドゥカティの技術の粋を結集したバイクといった感じに仕上がっています。
ドゥカティというと、Lツインエンジンを自社のシンボルとして長年採用していました。
しかしパニガーレはV4エンジンを搭載しているのが大きな特徴です。
デスモドロミックというデスモセディチと呼ばれたMotoGPマシンに搭載されたエンジンを受け継いだものです。
ですから圧倒的なエンジンパフォーマンスを有しています。
SPの称号も復活
パニガーレにはいろいろなグレードがラインナップされています。
その中でも見逃せないのが、SPのある点です。
ドゥカティはSPの称号を大事にしてきました。
ドゥカティ851と呼ばれる元祖スーパーバイクと言われた名車以来の伝統でした。
その称号を復活させただけあって、高いパフォーマンスを発揮できます。
例えばホイールにはカーボン製のものを採用しています。
これによって、従来モデルで使われた鋳造ホイールと比較して1.4kgも軽量化に成功しました。
その結果、ハンドリングにより素直に反応する俊敏性が強化されました。
精悍なスタイリング
パニガーレシリーズ全般的に共通するのはそのシャープなスタイリングです。
スーパーバイクレーサーという印象を引き立てるようなデザイン性に仕上がっています。
カラーリングにもこだわりが見られます。
ドゥカティコルセのウィンターテストからインスピレーションを受けたとされます。
ブラックをベースカラーにして、カーボン製のフェンダーやウイングレッドを装備しました。
燃料タンクはアルミの地肌をそのままアレンジしました。
さらにインタリアントリコロールや蛍光色などをアクセントとしてあしらっています。
その結果、精悍さが前面に出たスタイリングにまとまりました。
リセールバリューの高い車種
ドゥカティのパニガーレの販売価格を見てみると、グレードにもよりますがだいたい350万円前後です。
また中古車市場でも安定したニーズがあって、中古車としての売買事例もいろいろと見られます。
査定金額をネットなどで見ると、だいたい270万円前後の買取価格のついていることがわかります。
車の状態が良ければ、300万円を超える査定価格が付いた事例も見られます。
この金額を見ると、リセールバリューのある車種ということが見て取れます。
もし売却を検討しているのであれば、コンディションを十分整えることです。
メンテナンスをこまめに行って、できるだけ新車に近い状況を作りましょう。