入手困難なバイク

バイクを愛する方にとって憧れの存在になっている車種はプレミアムバイクとして現在でも価値があり、注目されています。
発売した当初から高級車になっていた車種や、元々生産台数が限られていたため幻のマシンとして付加価値があるものなど様々です。
本当に好きな車種がある方にとっては、値段に関わらず存在自体がプレミアであることは間違いありません。

プレミアムバイクは新車として販売された当時からかなり年数が経過している製品もあるため、必ずしも状態が良いとは限りません。
ずっとエンジンをかけないまま保管していた場合は、簡単にエンジンを始動させることも難しい状況になっている場合があります。
修理をしようと思っても既に生産中止になっているため、交換部品を入手することも難しい場合があります。
仮にプレミアムバイクを入手できても、走行させることができない場合があることを覚えておく必要があります。

ここでは現在購入できる可能性があるプレミアムバイクをいくつかご紹介しています。
本来なら入手困難な車種が多いため、場合によっては既に完売している場合も考えられます。
理想の車種が決まっている方は、できるだけ早めに検討することをおすすめします。

Honda NR750 1992

本田技研工業が総力を結集させて開発した楕円ピストンエンジンを搭載したバイクです。
発売当時から高級車として有名で、当時も520万円ほどで販売されていました。
生産数も300台に限られていたため、現在では入手するのがとても難しい車種になります。

Vespa946

イタリア製のスクーターとして有名なベスパの第一号車を近未来風にデザインしたプレミアムスクーターです。
946とは、第一号車が1946年に販売されたことから由来しています。
熟練の職人が手作業によって溶接をしたり、磨きあげたりして製造したこだわりがあります。
ABSやASRなどの安全性能にも配慮しており、安心して乗れるスクーターの代名詞として定着しています。

Kawasaki 900 Four

日本の川崎重工業が世界に誇れる大型バイクとして開発した車種で、通称Z1と呼ばれていました。
発売された1970年代には珍しいDOHCを採用しており、世界で最大の排気量を記録した快挙を誇りました。
外観の良さも功を奏して、世界で爆発的な売れ行きを記録したバイクとして今でも有名です。
既に絶版になった車種ですが、現在でも根強いファンが多く、40年以上経過したものでもしっかりメンテナンスをして愛用している方がいます。
カスタムされたZ1が中古車として出回っている可能性が高く、プレミア価格でもぜひ入手したいと考えている方が多いのが特徴です。