世界に一台という希少性がマニア心をくすぐる

高級車中の高級車を取り扱う、メルセデスベンツ社の中でも、最高級ブランドとして君臨している、マイバッハ。
そんな最高級ブランドの中でも、トップに君臨すると言っても過言では無いのが、マイバッハ・エクセレロです。

こちらは何と当時の提示価格が一台7億円。
世界に一台しか無いという、非常に希少価値の高い車として知られています。
元々はコンセプトカーとして発表されましたが、各国のマニアがこぞって競り合った結果、アフリカのダイヤモンド王、アンドレA・ジャクソン氏によって、日本円にして約8億円で購入されました。

現在ではラッパーのBirdmanの手に渡り、赤色にペイントされたのですが、いずれも非常にクール、最高級車ならではの、世界に1つだけのオーラを放っています。

エンジンとボディはメルセデスによって担当され、2ドア2シーターのクーペスタイル。
タイヤは高性能タイヤとしての呼び声高い、フルラの23インチタイヤが利用されています。

最高速度何と350キロ

そんなマイバッハ・エクセレロですが、性能も充実。
イタリアのナルドサーキットにおいて、なんと最高速度、時速351㎞をたたきだし、歴史に名を残す車となりました。

その理由はやはりエンジンやベース車など、トータルバランスにあります。
エンジンにはマイバッハ57用の5.5LV型12気筒ツインターボエンジンを改良した、5.9LV型12気筒ツインターボエンジンを搭載することで、排気量がビッグに。
その結果、巨大な馬力を発生させる、モンスターカーが誕生したのです。

このモンスター的なパワーに加えて、車重量も2.6トンと軽めに設定されています。
更に、エアロダイナミクスを最大限に考慮した、ボディスタイルも、パワーとスピードに影響していると言えるでしょう。
より早く、よりスマートに、様々な部分を考えた結果生み出された、奇跡の一品と呼ぶにふさわしい車として知られています。

ラグジュアリーなインテリアが大人の魅力を引き立たせる

インテリアは高級天然革を利用した、非常に大人の仕上がりになっています。
触り心地も見た目にも非常に美しく、大人な空間を仕上げていると言えるでしょう。

ラグジュアリーなインテリアを始め、赤と黒のコントラストが目を引くデザインとなっているのも、エクセレロの魅力です。
主張は激しすぎないにも関わらず、圧倒的なオーラを持つ、世界でたった一台の車として、人気を集めています。

一般販売はされていないものの、もはやその存在は伝説的なのが、マイバッハ・エクセレロです。
写真を飾っているというファンも多く、時代を超えて、今後も語り継がれる存在と言えるでしょう。