市販車最速ラップを記録したケーニグセグ アゲーラ One:1

スウェーデン初のスーパーカーとして、多くのスーパーカーファンを魅了している車種の1つが、ケーニグセグ アゲーラ One:1です。

こちらの車は、市販車最速を誇るスーパーカーとして注目されており、最高速度はなんと時速440㎞。
世界最高レベルのスーパーな車として、スピードカー好きには堪らない一台とされています。

そんなケーニグセグ アゲーラ One:1のパワーに秘密は、搭載されたエンジンの出力の高さです。
5LV型8気筒ツインターボエンジンを搭載したケーニグセグ アゲーラ One:1では、再考出力1メガワットという桁違いの数値を記録しています。

最高出力と車両重量の比率が1:1で有ることから車の名前がつけられ、正に、名前にふさわしいパワーを持ったモンスターカーとして知られています。

このパワーもあって、日本の鈴鹿サーキットとベルギーのスパフランコルシャンサーキットにおいては、市販車最速ラップを記録。
人々の記憶にも、記録にも残る、圧倒的なスピードを見せつけたと言っても過言ではありません。

市販車とはいえ、こちらは限定6台のみ生産されたモデルですので、入手は困難なのが現状です。
その希少値の高さもあり、価格帯は日本円にして7億三千万円前後になります。
限定生産されたモデルはいずれも初披露が行われる前に予約売約済みという、徹底した人気ぶりも、当時注目されました。

世界トップレベルの馬力を搭載

前モデルであるケーニグゼグ・アゲーラの最高出力は940馬力として既に話題でしたが、新型モデルケーニグセグ アゲーラ One:1では、易々と記録を更新したのも特徴です。
馬力数は、最大出力1360馬力にも達し、正に技術の詰め込まれた一台であると言えるでしょう。

この出力を可能にしたのは、エンジン性能だけでは無く、トータルバランスにあります。
車重量を馬力数と同じ1360㎏に抑えるために、カーボンファイバーを多用して製造された結果、今までもモデルの最高出力を更新することになったのです。

緻密な計算と技術力の集約が功を奏したと言っても過言では無く、これまで発表されたいずれのモデルとも比べものにならない、圧倒的マシンに仕上がったと言えるでしょう。
カーボンファイバーを利用したことで、非常にしなやかに、無理の無い走りをすることが出来るのも特徴です。

このように、圧倒的パワー性能を誇るスポーツカーとして誕生した、ケーニグセグ アゲーラ One:1。
簡単に手に入るモデルではありませんが、その分魅力が強いマシンとして、多くのファンを虜にしています。

今後の新モデルにも期待が高まっており、更なる確信を続けるメーカーと言えるでしょう。