世界で356台しか販売されていない

世界各国の有名人が愛車として所有していることでも知られているポルシェは、日本でも多くのファンが存在しています。
ドイツの高級車を製造する会社として知名度が高いポルシェの代表的な商品となったスポーツカーを有名にしたのは911です。
最初に発売された1964年から改良が重ねられ、現在でも生産されている大ヒットシリーズとなっています。

911の前身として活躍していたのが356です。
1948年から製造されていたスポーツカーで、ポルシェの名前が世界中に知れ渡るきっかけにもなった小型スポーツカーの先駆け的存在です
356も改良を加えられながら性能をアップさせ、現在でもファンが多い356スピードスターが誕生しました。
伝説にもなっている356スピードスターから4代目になるのが、今回ご紹介する911スピードスターです。
ポルシェエクスクルーシブが誕生してから25周年を迎えたことを記念して発売されることになった車種で、初代の356にちなんで世界で356台しか販売されないモデルとして開発されました。

参考:日本向けはわずか6台 911スピードスター疾走

ポルシェ 911スピードスターの秘密

世界中で356台しか販売されていないモデルになるため、オーナーになれる確率は非常に低く、希少性の高いプレミアムカーという特徴があります。
日本で販売される台数はたったの6台と限られていたため、当時は購入を希望する方がたくさんいたと考えられます。

ポルシェの人気シリーズでもあるカレラSよりも高い性能を誇る、408馬力で3.8リットル・水平対向の6気筒エンジン(DOHC)が使われています。
トランスミッションは7速デュアルクラッチを採用しています。
パワフルな性能を誇り、最高速度は時速305キロに達する実力を秘めています。
911スピードスター専用カラーになっているピュアブルーに惹かれる方が非常に多かったのも人気の秘密となっています。
公道を走行させていると誰もが振り返ってしまうような映える青が大きな魅力です。
他にもキャララホワイトも用意されていました。

たった6台だけ日本向けに用意された911スピードスターは、当時2969万円というお値段でした。
高級車であることは間違いありませんが、希少性の高い車種であったためプレミア化が期待されています。

2011年に356台限定で発売された911スピードスターですが、550Spyderと同様のドアを採用した新しいスピードスターを開発していると発表されています。
販売台数は550台になる予定なので、こちらもプレミア化が予想されています。
販売価格や日本での販売台数についてもはっきりした内容がまだわからない段階のため、詳しい内容が判明した時点で早めに予約を入れることをおすすめします。