長い歴史を歩んできたシリーズ

高級バイクを手がけるBMWが製造しているRシリーズは、1923年から現在まで進化しながら続いているロングセラーシリーズです。
様々なバリエーションが存在していますが、BMWのバイクを代表する存在として知られているのがR1200GSです。
2004年に登場して以降、進化を遂げながら確実に性能をアップさせているマシンとして注目されています。

陸ならどこでも走行できる!?

BMWでは様々なモデルのバイクが存在している中でもGSシリーズに関してはエンデューロから誕生したマシンであることから陸と呼べる場所であれば走行不能な場所はないと言っても良いくらいに走行性能が抜群に良い特徴があります。
長距離ツアラーが選択するバイクとして人気が高く、多くのファンが支持しているマシンです。
特に普段は街乗りが多いけど、定期的に好きな愛車と共にツーリングに出かけたいという方にはGSシリーズが最適とされています。

進化する性能

2004年と2008年モデルではSOHCでしたが、2010年モデルからDOHCに変更されています。
実際に乗り比べてみるとよくわかりますが、DOHCは以前よりも軽く回っているような感覚を得られます。
実際に2004年モデルから2010年モデルまでの最高出力と最大トルクの性能を比較してみると、確実にアップしていることがわかりますが、劇的に変化しているものではありません。
しかし自分で走行してみるとこの違いがはっきりわかるので、GSシリーズに乗り続けてきたファンであれば性能の良さを実感できるでしょう。

エンジンを始動させてみても従来との違いがわかりやすいです。
ボクサーツインエンジンの排気音がかなり太くなっていて軽快なリズムを刻んでいるという特徴があります。
足つきの良さについてはライダーによって異なりますが、低位置に重いものを置くことで安定性を維持しているのが大きな特徴といえます。
扱い易いマシンに進化していることから、これまでのGSシリーズを体感したことがないという方でもすんなりと馴染む走行性能を発揮できると思われます。

様々な装備

標準またはオプションで装備するものが充実していることも魅力的です。
ウインドスクリーンは標準装備されており、工具がなくても5段階調整で使い分けができるようになっています。

例えば高速道路と一般道では使い勝手が違うことから上手く使い分けるのがおすすめです。
グリップヒーターでハンドルを握る手が暖かく、液晶表示も見やすくなっています。
セキュリティ面ではイモビライザーが標準で用意されています。

他にパニアケースなどをオプションで装備することでツーリングが格段と楽になります。
必要なオプションがあれば事前に考えておくと良いでしょう。